Case Study 安心・安全な5軸加工を実現

使用ソフト

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インタビュー

大阪府守口市で試作モデル製作を中心に製造業を営むプロトワーク様。①365日稼働②99％社内生産③良品短納期で多種多様な製品を製造されています。HP上で不良品率を公開され、一目で注文状況の分かる受発注システムを作成されるなどお客様目線の業務に定評がある同社 専務取締役兼本社工場長の宮本顕彦 様にお話を伺いました。

（2019年5月インタビュー）

お話を伺った方

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  専務取締役 兼 本社工場長

  宮本 顕彦　様

導入の経緯

hyperMILL

元々は他のCAD/CAMソフトを使っていたのですが、同時5軸加工はhyperMILLが良いと周りから聞いたのがはじまりです。実際に実機の操作を見てから導入を決めました。その後ライセンスを追加し2工場間をネットワークライセンスで共有しています。

VERICUT

導入前はhyperMILLのシミュレーション機能で干渉確認まで行っていましたが、5軸加工の比率が増えることにより危険な場面が増えてきた為、より迅速性と精度の高いソフトウェアを探している時にVERICUTのことを知り導入に至りました。また、既存のCAD/CAMソフトに対応していることも理由のひとつです。

使用状況

hyperMILL

金属や樹脂等、主に5軸製品の加工に使用しています。

VERICUT

5軸加工の場合はVERICUTでシミュレーションを実行したデータでなければ機械を動かせないようにしています。導入当初より現在の方が使用頻度が高いです。

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  DMC 65/DMG森精機

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  従業員がいつでもどこででもインターネットを介して全ての工作機械内の状況を把握することができる管理システム。GoProで撮影。

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  開放感溢れるガラス張りの会議室

導入メリット

1. 5軸未経験もOK

2. 5軸ツールパスの作りさすさ

3. hyperMILL×VERICUTの相性

hyperMILLの導入メリット

使いやすさですね。操作の手数も少ないですし、特に初めて５軸加工をする人に向いていると思います。また、5軸に関しても理解がしやすかったです。
hyperMILLを導入してすぐの頃、まだソフトの使い方もままならない時に5軸の仕事を頂きましたが、hyperMILLだったからこそできた仕事だと思っています。他のソフトだったらできなかったと思いますし、できていたとしても同じように作れていたかというのは微妙なところではあったかな、と。以降その取引先との仕事が現在も続いているので、それは会社にとっても大きなメリットですね。
あとは他のCAD/CAMには少ない自動認識機能がある為、同時5軸のツールパスが作りやすいことが魅力的です。

VERICUTの導入メリット

以前は担当者のチェックミスで工作機械をぶつけてしまうこともありましたが、VERICUTでシミュレーションをすることによってそのような事故を防ぐことができています。
あとはhyperMILLとの連携がすごく楽で、2つのソフトを連携させるデータインターフェース機能が工具、素材、治具、モデル、原点位置情報などをそのままVERICUTに渡してくれるのでスムーズに作業を行うことができます。

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  試作マン/イメージキャラクター

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  加工品

今後の展望

新しく第3工場*と第4工場を建設予定です。工場ごとに業務区分し第3工場では樹脂の量産を、第4工場では金属の量産を、既存の第2工場ではさまざまなテストをしたり治具の製作をしたりと通常業務（試作製作）とは違うことをやりながら短納期案件の業務を進めていく予定です。
将来的にはロボットの導入計画もしています。

※2020年1月に開設

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  2020年1月より稼働中の第3工場および2022年竣工予定の第4工場デザイン。いくつかあるデザインの中で従業員の方からの支持が１番高かったデザイン

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  エコポン/片手で天板を押すことにより、内容液を吐出させるディスペンサー。2017年GOOD DESIGN AWARD受賞

会社情報