Case Study CAD/CAMで無人化を推進

導入の経緯

Mastercam

5軸の初号機を導入する際にCAD/CAMで5軸をやろう、ということで選定したのがMastercamでした。CAD/CAMについて情報収集しているうちに「CAD/CAM＝Aiソリューションズ」という情報が浮かび上がり辿り着きました。使用人数が増えたため増設もしています。

hyperMILL

航空機関連を含めた金型加工や部品加工の同時5軸の仕事を頂く機会が増えて、同時5軸に特化しているhyperMILLを導入しました。もちろんMastercamでも5軸加工はできたのですが特に使いやすいということで導入に至りました。

OneCNC

OneCNCに関しては2台分の費用で10台まで同時に利用することができるので、1人1台所有できるようにと導入を決めました。

導入メリット

1. 同時5軸の楽さ

2. 3次元CADでプログラミングを組めること

3. 1人1台所有することによる全体のボトムアップ

hyperMILL の導入メリット

なんといっても同時５軸を簡単にできてしまうところです。ほとんど自動だなと思いますし、操作がシンプルなので分かり易く、干渉の面でも安心感が違います。金型加工はhyperMILLなしでは考えられないですね。
個人的にはhyperMILLを使う頻度が一番高いです。

Mastercam の導入メリット

部品加工や割出の加工によく使っています。プログラムの設定箇所が豊富なのでより深いところまで加工することができます。モデリングや編集がしやすくCADとCAMのバランスが良く、選択肢が豊富にあることがMastercamの良さですね。
hyperMILLに関しても言えることですが、3次元CADでプログラムが組めることにもメリットを感じています。元々２次元データを３次元データに起こす仕組みは社内の中で出来上がっていたのですが、CAD/CAMを導入したことによりミスが格段に減りました。

OneCNC の導入メリット

OneCNCはネットワークライセンスで1人1台所有しているのでデータが共有化できる点で非常にメリットがあります。
導入当初の手組をなくすという狙いも達成しています。弊社の工作機械はマザック製のものが多いのでマザトロールでできる部分もあるのですが、OneCNCでプログラムを作成するとデータが残るので編集や修正が容易に済むので皆OneCNCを使用しています。
最初の工程から最終工程までOneCNCでできるのがすごくいいですね。
あとは比較的容易にプログラムを組むことができるため（従業員の方が率先してソフトの運用を始めたそうです！）、稼働率が非常に高いです。

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  自社構築の稼働監視システム

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  作業の様子

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  初号機およびMastercamの導入から半年で作成した加工品