Interview
02
真の意図を探り、
最適解を導きだす。
技術部
恒川 義人
2021年入社/工学部卒
Yoshito Tsunekawa
#01
仕事と家庭を両立しつつさらなる成長を
以前は、自動車メーカー向けにアルミダイカスト金型を製造する会社に勤めていました。ソフトウェアを用いて工作機械をプログラミングする仕事はそれなりにやりがいがあったものの、結婚し子育てをするなかで、もう少しプライベートを充実したいと思うように。A iソリューションズを選んだのは、前職の経験を活かしつつさらなるスキルアップが望めることと、勤務地が近くて積極的に家事や育児に参加できそうだっからです。
現在は名古屋オフィスの技術部に所属し、加工技術支援業務に携わっています。家族経営の中小企業から日本を代表する大手自動車メーカーまで、ユーザー様はさまざま。導入時にはソフトウェアの使用方法に関する講習を実施し、加工プログラムによって工作機械が問題なく動くかどうか、生産現場を訪問して動作確認も行います。また、ソフトウェア使用中に発生した疑問点や不具合には、電話やメール、Web会議システムで解決方法を提示します。
#02
知識を習得しながらソフトの奥深さを実感
研修・教育体制はOJT形式が基本で、ソフトウェアや切削加工技術に関する知識を習得していくことになります。この業界では珍しいのですが、A iソリューションズは営業担当よりも技術担当の人数が多く、なにかわからないことはがあれば、すぐに経験豊富な上司・先輩に質問することができます。また、名古屋オフィス内はもちろん、大阪の本社や横浜オフィスともネットワークを結び、いつでも相談できる体制が整備されているので、非常に助かっています。
私が主に取り扱う「hyperMILL(ハイパーミル)」は、2D、3D、高速加工、同時5軸加工から複合加工、さらにはタイヤやチューブなどの形状を加工する専用アプリケーションまで、幅広い加工手法を備え、複雑なプログラミングを実現するソフトウェアです。前職を含めて10年以上このソフトウェアを使用していますが、まだまだできることがあり、日々の学びを通し改めてその奥深さを実感しています。
#03
技術営業としてのスキルを磨く
私が普段仕事をするうえで心がけているのは、ユーザー様の真の意図を探る、ということです。ソフトウェアによる加工プログラムの内容は複雑なケースが多く、たとえば工作機械が正常に動いていない状況について、表面上の内容掌握に終始していては本質的な問題解決にはなりません。現状はコミュニケーション能力の高い営業担当とペアを組んで対応していますが、私がその能力を兼ね備え、先方の真の意図を正しく素早く理解できるようになれば、最短ルートで最適解にたどり着けるはずです。
当面の目標は、「hyperMILL(ハイパーミル)」を含む各種ソフトウェアについての知識を深め、私ひとりでユーザー様向けの講習やデモンストレーションを行えるスキルを身につけること。そして、その先にある、ソフトウェアだけでは完結しないものづくりの真髄に触れ、技術営業としてのスキルを磨くことによって、ユーザー様の満足度をさらに高めていきたいと考えています。
Schedule
一日のスケジュール
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9:00出社・メールチェック・スケジュール確認
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9:30ユーザー様サポート業務・問い合わせ対応
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12:00昼食
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13:00講習準備(テキスト作成)
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15:00ユーザー様の加工対象のモデリング
サンプルの加工データ作成 -
17:00退社